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レンズの基本 凸と凹の読み方で悩む人へ 2018H30大学入学共通テスト試行調査第1問 問4

公式の覚え方、考え方、図の書き方などに悩む高校生・既卒生・大学受験生向けの、高校物理に関する語呂合わせブログです。

 

公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、楽しいゴロや分かりやすいフレーズで解説します。

 

 

2019センター試験物理、2018H30大学入学共通テスト物理試行調査第2回は、全問解説してあります。2015から2018センターは部分的にあります。過去記事を参考にしてください。

 

 

今回の問題です。

2018H30大学入学共通テスト試行調査第1問 問4 

 

 

 

始めに…

 

「凸と凹って、どっちがとつ?おう?」と読み方で悩む人への解決方法です。

凸を横から見ると、カタカナのトと同じなので、とつ。

失礼しました…

形からわかりますが、やっぱり間違える方もいるので。

 

 

では、問題に。

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万年筆の先端Aから出た光が届く範囲を考えます。

まずは凸レンズの作図ルールに従って、実像を書いてみます。

 

①レンズ中央を通った光は、そのまま直進する。

②焦点を通った光は、レンズを通過後、光軸に平行に進む。

 

これだけで書けますが、もう一つ。

③レンズに平行に入った光は、通過後、焦点を通る。

 

 

 

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レンズの中央に進む光は板にぶつかっていますが、問題文に「レンズは薄い」と書いてあるのでぶつからずに進むことにして大丈夫です。

この時点で、⑤は決定ですね。

 

 

このままでは終わりません。

まだ続きます。

 

実際の光を考えると、万年筆の先端から出た光は全方向に出てます。

ということで、レンズを通過できるギリギリの光を考えます。

 

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このギリギリの光も、実像の万年筆の先端に集まります。

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 ④も入ることがわかりますね。

 

 

 

レンズに関しての解説動画はこちらです。

 


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最近、悩んでいること。

 

今年の高校1年生(塾の生徒さんたち)、地学基礎をやっている。

私も勉強した方がいいかな…

 

大昔、大学1年生の頃、基礎科目で地学やったな~。