公式の覚え方、考え方、図の書き方などに悩む高校生・既卒生・大学受験生向けの、高校物理に関する語呂合わせブログです。
公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、楽しいゴロや分かりやすいフレーズで解説します。
2019センター試験物理、2018H30大学入学共通テスト物理試行調査第2回は、全問解説してあります。2015から2018センターは部分的にあります。過去記事を参考にしてください。
今回の問題です。
2018H30大学入学テスト試行調査第4問B 問3問4
問題は、下のリンクから入手できます。
磁石の落下によるコイルの誘導起電力の問題です。
コイルの問題では、「○○を基準とした電位」という言葉が出てきます。
これは「○○の電位をゼロとして考えてね」という意味です。
コイルのAとBの高低がわかりました。
この流れで頻出の問題が、問3です。
誤答連発の電流の向きです。
コイルを流れる電流の向きを考えるときは、コイルをコイルとして考えてはいけません。
はっ?ですが…
このコイルは、電池になりました。
コイルの外に電球や抵抗をつないだらどっちに流れるかな~と考えます。
電流は、コイルの外に向かって、高電位から低電位に流れます。
それだけです。
電流の向きが決まれば、右手のいいね!をつくります。
親指は磁石による磁場の変化を妨げる向きに立っています。
コイルを上から下につらぬく磁束が増加しているので、磁石がN極を下に落下していることがわかります。下の写真では、「親指の先端がNだからそれと反発しているはず」として解いています。
問4です。
落下距離hを変えた場合の話です。
hの短い方が、コイルを通過するときの速さは小さいです。
どのくらい小さいのかな~という点だけ押さえれば、大丈夫です。
これで2018H30大学入学共通テスト物理試行調査第2回は終了です。
基本事項を頭に叩き込んで←大変ですが、落ち着いて取り組めば、大丈夫そうですね。
お疲れさまでした。
「どっちが高電位問題」が苦手な人には動画もあります。
コイルと導体棒の高電位側の見分け方・考え方 磁束密度B、磁束Φ、ファラデーの電磁誘導の法則など公式の覚え方・語呂合わせ 電磁気 ゴロ物理
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最近、私もこうでありたいな~と思ったこと。
いいバカは世界を明るくするんです。
物理で語呂合わせを作ってる時点で、ちょっとそうかな。