公式の覚え方、考え方、図の書き方などに悩む高校生・既卒生・大学受験生向けの、高校物理に関する語呂合わせブログです。
公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、楽しいゴロや分かりやすいフレーズで解説します。
2019センター試験物理、2018H30大学入学共通テスト物理試行調査第2回は、全問解説してあります。2015から2018センターは部分的にあります。過去記事を参考にしてください。
今回の問題です。
2018H30大学入学共通テスト試行調査第3問A 問1と問2
問題は、下のリンクから入手できます。
白色光にはいろいろな波長の光が含まれていることは、知識として覚えておきたいです。
では、問1です。
まず屈折率の使い方の確認です。
屈折してると、n倍苦しい。
性格が屈折してると、進むのが大変だよ。
もっと気楽にいこう!
屈折率nの物質中は、n倍進みにくい。
n倍進みにくい状況をあらわす方法は3つ。
次の①から③のどれかを使おう。
①速さvを1/n倍にして v/n に
遅くなったせいで進まん
②波長を1/n倍にして λ/n に
自分が小さくなったせいで進まん
③距離dを n 倍にして nd に
距離が遠くなったせいで進まん
次は位相のずれの確認です。
自由端反射、固定端反射を書き込もう。
自 固 とか。
屈折率が大から小の場合は自由端反射。
位相の変化はなし。
屈折率が小から大の場合は固定端反射。
位相がπ変わる。
固定端だから、コテン、バタンのイメージで。
波がひっくり返る。
ということで、
このタイプの問題が苦手な人は、「位相が同じで強め合いはmλ」からスタートすれば大丈夫です。
「位相が同じで強め合いはmλ」は、「波長の同じ波が同じ形で重なったら大きくなるよね!」とイメージしやすいと思います。
位相がずれていたら、m を m +1/2 に。
さらに弱め合いだったら、 m +1/2 を m に。
というように、「位相が同じで強め合いはmλ」から、条件をひとつかえたら m の部分を置きかえていきます。
ひとつひとつやっていけば、できます。大丈夫です。
では、問2です。
波長と色の関係は絶対に暗記しておきましょう。
虹は上からROY.G.BIV
名前がロイ ミドルネームがgで始まる子
虹の色は上から
Red Orange Yellow Green Blue Indigo Violet
赤橙黄緑青藍紫
赤色の波長が長い。
「せっけん水をつけた針金を鉛直に立てているのだから、下の方が厚いに決まってる」と選択した方もいると思います。
思った通りの結果でしたね!
動画もあります。
波面の見方のコツ 屈折率の大小は波面の変化でわかる! 波動 コツ物理
物理おすすめ本
悩みすぎて前に進めない人向きです。
微積があっても大丈夫な人には、こちらもおすすめです。
化学おすすめ参考書
高校化学で「なんで?」と思ったことは、だいたい解決できます。
アマゾンアソシエイトのリンクを使用しています。
最近、見た動画。
一見、悪徳に見えて、ただ物理を勧めているだけの男【ヨビノリ!】