語呂合わせで高校物理 大学入試ゴロ物理

入試物理の過去問などを、楽しい語呂合わせや分かりやすいフレーズで、解説します。公式も覚えられます。

屈折率の使い方と光の語呂合わせ 2018H30大学入学共通テスト試行調査第3問A 問1と問2

公式の覚え方、考え方、図の書き方などに悩む高校生・既卒生・大学受験生向けの、高校物理に関する語呂合わせブログです。

 

公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、楽しいゴロや分かりやすいフレーズで解説します。

 

 

2019センター試験物理、2018H30大学入学共通テスト物理試行調査第2回は、全問解説してあります。2015から2018センターは部分的にあります。過去記事を参考にしてください。

 

 

今回の問題です。

 2018H30大学入学共通テスト試行調査第3問A 問1と問2

問題は、下のリンクから入手できます。

平成30年度試行調査 問題、正解等|大学入試センター

 

 

f:id:gororika:20200521100910j:plain

白色光にはいろいろな波長の光が含まれていることは、知識として覚えておきたいです。

 

 

では、問1です。

 

まず屈折率の使い方の確認です。

 

屈折してると、n倍苦しい。

性格が屈折してると、進むのが大変だよ。

もっと気楽にいこう!

屈折率の物質中は、n倍進みにくい。

 

 

n倍進みにくい状況をあらわす方法は3つ。

次の①から③のどれかを使おう。

 

①速さvを1/n倍にして v/n に

遅くなったせいで進まん

②波長を1/n倍にして λ/n に

自分が小さくなったせいで進まん

③距離dを n 倍にして nd に

距離が遠くなったせいで進まん

 

 

次は位相のずれの確認です。

 

自由端反射、固定端反射を書き込もう。

  とか。

屈折率が大から小の場合は自由端反射。

位相の変化はなし。

屈折率が小から大の場合は固定端反射。

位相がπ変わる。

固定端だから、コテン、バタンのイメージで。

波がひっくり返る。

 

 

ということで、

f:id:gororika:20200521102904j:plain

 

このタイプの問題が苦手な人は、「位相が同じで強め合いはmλ」からスタートすれば大丈夫です。

 

「位相が同じで強め合いはmλ」は、「波長の同じ波が同じ形で重なったら大きくなるよね!」とイメージしやすいと思います。

 

位相がずれていたら、m を m +1/2 に。

さらに弱め合いだったら、 m +1/2 を m に。

 

というように、「位相が同じで強め合いはmλ」から、条件をひとつかえたら m の部分を置きかえていきます。

 

ひとつひとつやっていけば、できます。大丈夫です。

 

 

 

では、問2です。

 

波長と色の関係は絶対に暗記しておきましょう。

 

虹は上からROY.G.BIV 

名前がロイ ミドルネームがgで始まる子

虹の色は上から 

Red Orange Yellow Green Blue Indigo Violet

赤橙黄緑青藍紫

赤色の波長が長い。

 

 

f:id:gororika:20200521104129j:plain

 

「せっけん水をつけた針金を鉛直に立てているのだから、下の方が厚いに決まってる」と選択した方もいると思います。

思った通りの結果でしたね!

 

 

  

 

動画もあります。


波面の見方のコツ 屈折率の大小は波面の変化でわかる! 波動 コツ物理

 

 

 

物理おすすめ本

悩みすぎて前に進めない人向きです。

 

微積があっても大丈夫な人には、こちらもおすすめです。

 

 

化学おすすめ参考書

高校化学で「なんで?」と思ったことは、だいたい解決できます。

 アマゾンアソシエイトのリンクを使用しています。

 

 

 

最近、見た動画。


一見、悪徳に見えて、ただ物理を勧めているだけの男【ヨビノリ!】