語呂合わせで高校物理 大学入試ゴロ物理

入試物理の過去問などを、楽しい語呂合わせや分かりやすいフレーズで、解説します。公式も覚えられます。

2019センター物理 第3問 A 問1 屈折率nの使い方 波動

 

覚え方・暗記法に悩んでいる

高校生・既卒生・大学受験生向けの、

高校物理に関する語呂合わせブログです。

 

公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、

楽しいゴロや分かりやすいフレーズで

解説します。

 

 

2019センター試験は、全問解説してあります。それより以前の問題は、気が向いたものだけ解説しています。過去記事を参考にしてください。

  

2019センター物理 第3問 A 問1 波動 

 平行薄膜に関する問題です。

答え(1)① (2)③

 

「B のAに対する屈折率はnである」

まずは、この言葉の意味から。

 

「Aに対する」は、

「A の屈折率を1とした場合に」という意味です。

~率は、何かを1としたときの割合の話です。

Aの屈折率が1のときに、Bの屈折率はnになります。

 

つまりBの屈折率はAのn倍。

 

ということで、使い方です。

屈折してると、n倍苦しい。

性格歪んでると、被害妄想ばかり…

気楽にいこうよ!

 

n倍苦しい状況を表す方法は3つあります。

 

①同じ距離のはずなのに、なかなか進まず、元の波にとって距離がn倍に。

②同じ距離のはずなのに、なかなか進まず、波長が短くなって λ/n に。

③同じ距離のはずなのに、なかなか進まず、速さが遅くなって v/n に。

①~③のどれかで表現します。

 

今回の問題(1)では、①から③まで用意しました。

どれでも、使いやすいやつで。

 

f:id:gororika:20190415143254j:plain

 

f:id:gororika:20190415143350j:plain

 

f:id:gororika:20190415143427j:plain

上図の赤線部が光にとって同じ距離になる理由は、教科書でホイヘンスの原理のところを読んでください。垂線引けば、どうにかなります。よろしくお願いします。

 

問題(2)は、反射の問題です。

 

屈折率がより大きい媒質に出会って反射する場合は、

固定端反射になります。

固定端反射では、位相がπ変わります。

コテンバタンで、波がひっくり返る…

 

f:id:gororika:20190416093252j:plain

上図では、距離をn倍にしましたが、

波長を n 分の1倍にしても良いです。

その場合は、

BD + DF = m × λ / n

答えは同じですね。

 

 

 

物理おすすめ本

悩みすぎて前に進めない人向きです。

 

微積があっても大丈夫な人には、こちらもおすすめです。

 

 

化学おすすめ参考書

高校化学で「なんで?」と思ったことは、だいたい解決できます。

 アマゾンアソシエイトのリンクを使用しています。

 

 

 

最近「しまった~」と思ったこと。

 

銀行関連の用事を済ませようと出かけたら、人だらけ。

 

 

祭りか?と思ったら、年金の支給日でした。

スーパーも、盛り上がっていた。

セッケン、売り切れてるし…