覚え方・暗記法に悩んでいる
高校生・既卒生・大学受験生向けの、
高校物理に関する語呂合わせブログです。
公式、考え方の手順、大学入試物理の過去問などを、
楽しいゴロや分かりやすいフレーズで
解説します。
原子分野は捨てた!と宣言する方がよくいます。
「原子分野は範囲から除く」と明記している大学なら出題されませんが、そうでなければやっておいた方が良いと思います。
もちろん、センターまでは、捨てるのもありかと思います。他の選択問題を解けばいいし。
が、
私は、「センターが終わったら一週間で教科書もしくはエッセンスを見てくるように」と塾の生徒さんに言っています。
出たらどうしよう…と不安を抱えながら試験当日を迎えるのは、やはりお勧めできません。
今まで頑張ってきた力学・波動・電磁気の蓄積があれば、あとちょっとの努力でいけます。
ぜひ、挑戦を!
2018神戸大第3問より
光は粒子性と波動性の二重性をもち・・・
波長がλのX線の粒子(光子)がもつエネルギーと運動量はそれぞれ(ア)および(イ)と表せる。
これは、あとちょっとの努力が必要です。
プランク定数の使い方をゴロで覚えてしましましょう。
エネルギーためて、ハイ!入場!
運動量は、ラクダの上でハイ!
プランク定数を「は~」と呼ぶ先生もいます。
その場合は、「ハイ!」の返事を、「は~」と深呼吸に変えてください。
問題続き
静止している電子に波長λのX線が衝突し、波長がλ’に変化して角度θの方向に散乱された。詳しい設定は下図。以下省略。
この後、エネルギー保存則と、運動量に関する式を書くように穴埋めがあります。
立式の仕方は、力学でやってきた方法と同じです。
違いは、X線のエネルギーや運動量を表すときに、プランク定数を使うだけです。
問題続き
この時、λ’- λ が λ に比べて十分小さいとすれば、X線の波長変化は、
λ’- λ = (キ)(1- cosθ)
と近似できる。
コンプトン効果の式は、与えられた近似を使って計算していくと、下のような答えになります。
ゴロで覚えてしましましょう。
今回はcosθですが、光が散乱された方の角度を使ってください。
動画でもう少し詳しく解説しています。
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